青山整形外科クリニック

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スポーツ障害予防


最近の未成年のスポーツ障害、成長障害について

最近の未成年のスポーツ障害、成長障害の動向を見ていますと本番(公式戦や大きな大会)直前に病院に来る選手が多いのと、すでに重症化している事が多いという感想です。
したがって試合に出れたとしてもパフォーマンスが発揮できなかったり,病状を悪化させたりして、逆に将来の自分の選手生命を縮める可能性もあります。
ぎりぎりまで痛みを我慢せずに症状の軽い早い時期に治療に取り組めば、短ければ数日から1週間程度の休養で完全に治癒し、復帰できる場合も多いのです。

成長期は小、中、高、大と各年代や、身長のスパートの時期、男女の差、スポーツの種類によって、障害の出る時期や部位が大体予想できます。
ただし最も大切なのは障害の出る時期は1人1人みんな少しずつ違うし、同じ練習内容でも体格や体力により障害のでる選手や出ない選手がいるという事です。

そこで今、自分に障害がないのか、それとも起きる手前なのか、すでに起きていて治療や休養が必要なのかという事を簡単にチエックできるようにしたものがメディカルチェックシートです。
これは私も委員として活動させていただいてます、大分県サッカー協会のスポーツ医学委員会(旧名称:スポーツ医事委員会)から推奨されてしているシートです。

現在別府地区では要望があれば各クラブチーム単位で当院のスタッフで土日等を利用してチエックさせていただいてます。
誰でも簡単にできますので選手が自己管理の1つとして用いていただければ幸いです。
要は早期発見、早期治癒が大切です。